グレース 第10号
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【巻頭のことば】
男は現実世界を創造し、女は未来世界を創造します。私が「聖母の時代」というスローガンを掲げて、特に若いお母さんたちを中心にした婦人運動を展開しているのは「未来世界を創造する」という、女としての重大な使命役割を期待しているからです。女は妻となります。その妻は夫べったりで夫にぶら下がっていればいいという、世の中がどう動いて行くか、また子ども達が大きくなった時の社会をどのような社会、世の中にしたらよいのかも考えず、単に炊事洗濯等に毎日を暮らしている昔式の専業主婦であってはいけないし、かといって、男と力を競うという男女同権、男女平等ばかりを主張して、現実問題だけにこだわって、未来のことを少しも考えない女であっては困ります。現在は共稼ぎをしなければならない人たちも多いのですが、どちらにしろ、女の眼は常に子ども達の成長する未来に注がれていなければならないのです。そういう点からいって、歴史を創るのは、おんなである、といえます。あと8年したら21世紀です。21世紀に向けての心の準備はよいですか。やがて地球政府、世界政府ができるとしても、世界政府を実現し、やがて宇宙連合になっていくその目的に合致した人間の完成ということが必要になります。人格・人間性の向上は、人間が地球意識、宇宙意識を持つことを目的とされなければならないのです。どちらかというと、戦後の教育を受けられた方は、学科の知識の勉強はされていても、人間としてどう生きてゆけばよいのか、それがわからないために、行き當たりばったりで、或いは興味本位の新聞や雑誌から得た断片的な片寄った拾い集めの知識で子供を育て、これでよいと思ってやっていられるようです。それでよいのでしょうか。人間として當全の生き方、あり方を私はここで説いているのです。 園頭広周
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