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グレース 第9号

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【巻頭のことば】
 昨年10月22日NHKが「子供の性教育をどうするか」を放送した時、既に性教育の実験校の5年生の教室が映されたので、つい私は5年生から性教育が始まるのかと速断して「グレース」8月号には「5年生から性教育が始まる」と書いた。文部省はどのような性教育をしようとしているのかと「性教育 新・指導要項 解説書」を見たら、幼稚園(保育所)3、4、5歳児から始めることになっている。昔から「寝た児を起こす」という諺(ことわざ)がある。子供の方から知ろうとしないことを、教育だといって大人が無理やりに教えて子供の心に混乱を起こす必要はない。
 昔からの、男は強くて、女はやさしいという男女の生来の性格を言うのは男女差別でいけないという発想で、男女の差を性器の違いで教えようというのである。はっきり言って、文部省の役人やそれに同調して性教育を推進しようと思っている人達の頭はどうかしているのではないのか。既にヨーロッパやアメリカで行われている性教育をこれから日本でやらせようとしているのである。成功した例に習うのなら良いけれども、明らかに失敗だとわかっている教育をなぜ文部省はやるというのであろう。性教育をするのは国際的傾向だというのかも知れないが、国際的で他の国はやったとしても、日本はしないという判断をなぜしないのであろうか。これから進めようとしている文部省の性教育は性器とその機能の教育であって、神の創造の神秘さ、人体の神秘さが全く教えられていない。人間の霊、心、特に人間性を形成する大事な、世界観、人生観が欠けている。 園頭広周

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